三重苦 2006 3 14

 目が見えない、耳が聞こえない、しゃべれない。
こういう三重苦があれば、社会生活を送る上で、大きなハンデとなるでしょう。
 今のジャスダック市場が、三重苦と言えるでしょう。
1 株価が大きく動く時は、株価表示に、板情報がついてこない(板が見えない)。
2 注文を出しても、それが板に反映されるのに、一息遅れる。
3 新興市場は、値動きがよいのが長所ですが、上記のような問題点があると、
 それが、かえって、苦しみとなるでしょう。
 いざというときに、板情報が、固まっているような感じで、
株価表示についていけないとするならば、
株価が大きく動き時は、指値が使えないでしょう。
 指値は、板を見ながら決めるでしょうが、その板が当てにならないとなると、
買う時は「成行」で買い、売る時も「成行」で売ることになるでしょう。
それが、値動きのよさを作っているかもしれません。
 ジャスダック市場の問題点は、2004年から指摘してきましたが、
特に改善されることなく、現在に至っています。

トップページへ戻る